
行こう行こうと思っていたものの、なかなかいけなかった、
青山高原。
2回ほど行ったことがあるが、標高がなかなか高く、景色が素晴らしかった。
ただ、あのときはデジカメを持っていなかったので、写真は心の中に撮っていた。

近所の金勝山(こんぜやま)を超えて信楽方面へ向かう。

管理人は、右手で運転しながら左手で写真を撮るという、ワイルド撮影方法を採用している。
目的は、走行中のリアルな写真を撮りたいからである。
ただ、このときばかりは危なかった。
路面の凸凹にやられ、転倒の危機にさらされながら撮った貴重なショットである。

ここで地元の道の駅紹介!!

道の駅こんぜの里りっとう。

雲が多くて見えないが、普段は琵琶湖や滋賀の街並みがきれいに見える。
ここは休日、家族連れやカップルなどでたいへんにぎわっている癒しのスポットなのだ。
管理人もよく、愛犬を連れて遊びに来る。



フラットフェンダーの荷物積載例。
アメリカン、とくにチョッパースタイルのバイクにはフラットフェンダーは不可欠である。
ただ、カッコいいけど荷物が積めない・・・という理由でフラットフェンダーをあきらめるのは早計である。
男は黙ってフラットフェンダー!!なのだ。
工夫次第では、フラットフェンダーでもそこそこの荷物は積める。
荷物の上に地図を開いて網状ネットで固定すれば、信号待ちなどでルートを確認できる。
詳しくは、整備改造道場で紹介したい。

信楽名物、たぬきの信楽焼。
ピンボケしている。これは走行写真だからこそ。


このように、信楽人の生活には、信楽焼が常識的に根付いている。
信楽焼を家に飾っていないところは、信楽人の中で仲間外れにされるに違いない。
だから信楽人はいやおうなしに、信楽焼を家の前に飾ることを強制される・・・
のかもしれない。
郷に入れば郷に従え!である。


国道422を抜け、伊賀方面へ向かうのだが、
この国道422・・・途中なかなかの狭路+悪路になる。
分岐点がわかりにくいので写真で示したい。


国道とはいうものの、

狭い。

かつ暗い。


長い狭路をぬけ、伊賀上野を通過。

国道165号との交差点。
国道165号を、久居、白山方面へ。

だんだん気温が低くなってきた。
雲が多く、雨の心配しながらも、ここまで来たからには引き返せない。

ついに青山高原入口まで来た。
所要時間3時間足らずか。
ここである問題が…
トリップメーターのつまみが外れてしまっている。
もともと不具合の多いバイクだった。
納車時、不具合第一号は起きた。(早すぎるって!)
東大阪→栗東までの高速道路で、左グリップが振動のため外れてしまった。
仕方なく左はハンドルバーを直に握って運転を再開。
いやー・・・それはものすごい振動だった。
左手の平は青くなっていたぐらいだから。
しかも不具合はそれにとどまらなかった。
テールランプがつかない!!
もういい加減にせい!
グリップは後日、ネジロック剤で直した。
テールは配線の接触不良であった。


一気に頂上まで登る。
このスティードの、ほかのスティードとの決定的な違い・・・
それは600cc、坂道に強い。しょぼい飛ばし屋スポーツカーなんぞには、簡単に追いついてしまう。
さて、景色を楽しもうとしたが、雲が多く街並みが見えづらい。
晴れていれば、久居市などが一望できる。
また青山高原は涼しく、人気のあるツーリングスポットである。

なにやら怪しげな人発見!!!

私物と思われるアンテナを組み立て、
何かを受信している模様。しかもこんなところに泊まり込みで。
変な人にはかかわらないほうが身のためだと思い、その場を後にする。

青山高原名物、風力発電風車。






静寂の中、風車がわずかに動く音だけが聞こえる。


なにやら謎のアンテナの正体がわかってきた…
そう、管理人は航空自衛隊員・・・
これは警戒管制を目的とした航空自衛隊のレーダーサイトである!

航空自衛隊笠取山分屯基地。
ここで航空自衛隊員は日夜、日本へ侵略するものを発見、識別するという重大な任務にあたっているのだ。
ただ、管理人は警戒管制員ではないため、レーダーやアンテナの詳しいことはわからない!!

これが、レーダーサイトの親玉である。
これを民間人が見ても何の施設なのかさっぱりわからないだろう。
ここで、1自衛隊員として、レーダーサイトに勤務する隊員の過酷な生活を語ろう。
われわれ自衛隊員は、教育隊という場所で一定期間の訓練を終え、卒業すると、全国に配属される。
あるものは沖縄の離島、またあるものは釧路のレーダーサイト、自分の出身地や希望はまず考慮されない。私の同期にも青森のへき地や沖縄の恩納島にとばされた者がいる。
ここも同様、もちろんバスや電車などなく、かといって入隊3年未満の隊員には車を持つ権利すら許されない。
想像してみてほしい。
青春真っ盛りの若者が、こんなへんぴな場所に飛ばされ、休みの日も移動手段がないため、事実上基地内に閉じ込められるのである。
居住場所はというと、1部屋3人~4人の仕切りも全くないただ寝るだけの場所である。しかも周りは全員先輩だ。
(自衛隊では基地内に住むことを、営内生活という。今度その営内生活の実態を写真を交えて暴いていきたい)
もう彼らに逃げ場はない。どんなにつらくても耐えて耐えて耐え抜く毎日なのだ。いったいどうやってストレスを解消するのか。
レーダサイトでは、かれら警戒管制員が、真っ暗で閉め切った部屋で、緑色のクモの巣状のレーダーをみながら、映ったものを敵か味方か、どこの航空機がどのあたりを飛行しているのかなどを監視している。私もその現場を見たことがあるが、自分は絶対こんなきつい仕事はできないなと感じた。
またその任務の過酷さのせいか、レーダーサイトの人間にはクレイジーなやつが多い。
確かに頭がおかしくなっても仕方ないと思う。
そういった過酷な任務にあたる人々のおかげで、われわれはいまの平和な生活を享受できるのである。
実際、年間300回以上もの頻度で、ロシアや中国などの軍用機が日本に接近しているという事実を、ほとんどの国民は知らないだろう。

さて、話は戻ってここは青山高原出口。
国道163号から県道2号線へ向かう。


県道2号経由で甲賀、信楽方面へ抜けようと考える。

道の駅紹介。
道の駅あやま。
もう営業時間は過ぎたようで、人は少ない。
しかし広いし店も充実しているしトイレなどの施設もきれいだった。
自分のツーリングまっぷるには載ってなかったから、おそらく最近できたものだと思う。

すごいブレテル。

この辺で電池がなくなってきた…
今回残念ながら、温泉にいくことができなかった。
だが、国防という任務を同じくした仲間が、こんなところで頑張っているのだということを実感できた。
あの時の同期はいまや半分もいなくなってしまったが、自分は最後まで決められた任期を全うしたいと思う。それが国民と結んだ約束だから。
身の危険を顧みず、自分の命を捨ててでも・・・とまでは言わないが自衛官である限り、自分の私生活を犠牲にしてでも、国民に国防という最大の利益を提供していきたい。
自分が航空自衛隊員であることを誇りに思えた、ツーリングであった。
・・・またの名を、自己満ツーリングという(笑)
~おわり~





