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深夜。

『ヒデハルさん今日はいろいろ話せてよかったです。
 すご~い楽しかったですよぉ!』


ナミからメールが来た。
擬似デート…こんな変な依頼を受けてくれ、さらにメールまでくれるとは何ていい子なんだろう。


オレはあまり自分から話をしない。
どっちかというと無口なほうだ。

だがナミとの会話は意外にも沈黙があまりなかった。

「ナミちゃん…彼氏との初デートはどこに行った?」

『映画です。映画と食事だったかな』

「今度青木さんと会う時、正直オレは会話がもつ自信がない。
 ああ大丈夫かなぁ…
 ナミちゃんは沈黙とかなかった?」


『けっこう沈黙が多かった気がする…』

「ああそんなもんなんだ」



ナミとの擬似デートでは、もちろんたまーに沈黙はあったが、そんなとき必ずナミは話題を探してくれた。
自分から話をしようという気がかなり伝わってきた。

やっぱりいい子だなー。
気が利くし、優しいし、いつもこっちの気持ちを考えてくれる。
ナミはきっといい嫁さんになるだろう。
彼女と結婚するヤツはきっと幸せだろうと思う。



お洒落すぎない店。
ユカリが要望したそれを、オレは見つけられずにいたが
ナミは一生懸命探してくれた。

オレは店を決めた。



ユカリとのデートは金曜。

それまでの間、オレは時間や待ち合わせなどの連絡でメールをしたぐらいで
日常会話的なメールは全くしてない。

美容師は忙しいし。
しかもどうせ返事来るの遅いし。
メールなんてきてもうざったいだけじゃないの?
またいちいち気にするのも嫌だし。

だからほとんどメールはしてない。
ていうか、オレはメールが大の苦手なのだ。


まあとにかく…





金曜は、来た。

無理を言って仕事を早めに切り上げた。

小食なオレは腹を減らすため、ランニングをした。

その後オレは鼻毛を念入りに切った。
さらに『ココ一番用』とマジックで書かれた瓶を取り出した。
とっておきの化粧水、オレは乾燥肌なのだ。
緊張するともっとカサカサする(笑)。

そしてアリミノのワックスで髪形をセットする。
「今日はキマッてるな!!」


「母さん今日は遅くなるから」

『どうしたん?いつもより念入りやん』

「ハハハハ!!今日は美容師とデートなのだよ」

『若いっていいねえ。遅くなるって何時くらい?』

「朝」

『あり得んな!!』


オレは家を出た。

あと30分…

ユカリとのデートまで
あと・・・30分!!


ああ緊張する。

途中水買っていこう。
オレは緊張するとのどが渇くから。





ハンドルを握る手が、








汗ばんでいた。

                        ~第4話へ続く~
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