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ドドドッドドドッドッドッ…
…ガタガタガタッガタン、ガタン……ガシャン

…シュー…シュー…


着いた。







「目…開けていいよ」



『…』


行先は知ってた。
きっと知ってた。ナミは。



「彼氏とは…来たコトあるでしょ」


『ない…。』






『こんなトコ来るの、初めて』


「じゃ…」



普段は家でしてんのか。
彼氏の家で。



ちょっとオレには意外だった。
ナミが『ココ』に来たことがないってこと。



それにしても…


オレも何年振りだろう。
こんなトコに来るのは。


オレはホテル街は一応把握している。
友人に通称『ホテルマスター』なる人物が存在し、
彼から情報を得ているのだ。
『県内のホテルはすべて行き尽くしてやる』と豪語するホテルマスター
しかし顔は芸人顔である。
男は顔じゃないってな(笑)。



ナミの緊張をほぐすために、オレは全然関係のない話をした。
オレも緊張していたのは事実だ。
彼女じゃないヒトを、こんなトコに連れてくるのは初めてだったから。
しかもその相手が自分のマジ惚れしたコなら、なおさらだ。


オレは部屋を選んだ。
狭い部屋。

狭いほうがいい。
ナミにはずっと近くにいてほしいから。




ナミはもうずっと黙ったままだ。

オレもそろそろ何て声をかけていいのか、よくわからない。

こういうときって、どうする?
何て言う?





何も言わない。
言う必要はもう、ない。






8階だった。




エレベーターに乗る。

ドアが開く。

ドアが閉まる。



ナミに彼氏がいることは知ってる。

でも今日はオレの女だ。

イヤなら来ないだろ?

なんでナミから誘った。

なんでいつも指輪を外してる。

いつもこのコはオレを『勘違い』させやがる。

だから今日は滅茶苦茶に虐めてやる。
その綺麗なカラダを…オレが奪い尽くしてやる。



…オレは勝手にナミを自分のモノにしたつもりでいる。





だから


オレは





オレはもう
自分を抑えることができなくて









ナミに噛みついた。








『ン…ぅン~ンンン…

 ハヤいって…
 まだハヤいよ』




こんなに近い距離でナミに見つめられたのは初めてだ。

ここまで来るともう場所なんて気にならなくなってくる。
オレはエレベーターのボタンを押すことさえ、忘れてしまっていた。


ずーっと…

ナミを抱きしめて離さなかった。
離したくない。
コイツだけはオレから離れてほしくない。
だから。


オレはようやく8階のボタンを押した。







「ガっつき過ぎ?」


『イヤじゃないよ…』


オレはずっとナミに噛みついたまま、離そうとしなかった。




「続きをしよう」



そのまま部屋のドアを開ける。



ナミは目をつぶってる。


だいたいドコにナニがあるかぐらいは分かってる。


けれどオレは緊張のあまり、緊張のあまり…

こっそり位置を確認した。




いちいち何考えてたかなんて、何もない。




本能の赴くままってやつ。





・・・・・・・








ドサッ!!






『ヒデハルくんてこんなヒトだったの…?』


「ああそんなヒトだ」

お前じゃないとこんなことはやらない。やれない。

オレはやるときはやる男だ。
普段どれだけ淡白なカオしてても、
夢中になった女には
フツウこうなるだろ。







・・・・早くヤりたい


ナミとセックスしたい


ナミが欲しい


ただそれだけ





おもむろにナミを脱がせた。

それが本能


オレが思ってたより

はるかにキレイなカラダをしていた

それが本能


ナミが立てなくなるまでFUCKしてやる

オレが忘れられないぐらい虐めてやる

二度と彼氏のもとへ戻れない女にしてやる

それが本能



…彼女じゃない女とヤるのは初めてだ。

ナミもきっと、初めての浮気だ。



なのにナミは浮気なんてしない女だと、オレは勝手に決めつけてる。
優しくて気が利くし、いつもオレを心配してくれる。
こんなイイ女は、もう最後だと思う。



だから

オレはナミに浮気させないよう、
あることを思いついた。






「ナミ…」

何て可愛い耳だろう。

何て綺麗な…肌なんだ。

なんでこんな美しい髪をしてるんだ。


こんな状況で我慢できるヤツなんている?


『どうしたの…』




「ケータイ取って」




これ?




違う








ナミのケータイ



                   ~第17話へ続く~

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