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行こっか

学校間に合わないぞ





イイの

休むから

学校…今日は行かない







オレは

仕事サボる

なんかカゼひいたみたいだから






てゆーか

ナミと一緒にいたいから





あまり会話らしい会話はしてない。






「彼氏とデートするとき、ドコに行ってる?」

そんな質問をナミにしたことがある。
オレは滋賀に住んでなかった。最近戻ったばかりだからあんまり知らない。
だからドコがいいデートスポットなのか、知りたくて聞いた。
ユカリをデートに誘う前の話だ。

「最近はあんまりドコへも行ってないです。彼氏はいつもパチンコばかりしてる」
それはオレがナミにコクった日以前の話。


ナミは、オレがナミのコトを好きってことを知ったあの日以来、
オレの前では絶対に彼氏の話をしなかった。
しても彼氏を否定するようなコトばかり言っていたような気がする。

ある日職場で「好きな芸能人は誰」って話になった。
ナミは女の芸能人については答えたが、男で好きな芸能人は別にいない…そんなことを言っていた。
オレの前では絶ッ対言わなかったし、言わないし、言わないだろう。





オレの昔の彼女は香取慎吾が好きだと言った。
「それなら香取みたいなヤツ探して付き合えば?」オレは笑って言った。

合コンで前の女が
「つるの剛」が好きだと言った。
「オレは嫌いだけど」
別に前にいた女は全ッ然タイプじゃなかったけど。

オレは自分の彼女の前で誰が好きなんて絶対言わない。
言えないし、言うのはバカげてる。たとえ芸能人でも。
好きなのはお前だけ。そう言ってる。そう思ってる。


少なくとも
ナミはオレの気持ちがわかる女だった。
オレがどういう奴か、知ってる女だった。
だからモテるのも理解できた。



一緒にいるだけで楽しい

そんな言葉を聞くことがある。

オレもそんなコトを言われたいモノだ。



その日は結局ダラダラと、そのままホテルにもう1日いることになった。

昼前になるとちょっと外出して…DVDを借りて二人で映画を観た。

ラブホにゲームがあったので二人でマリオカートをやった。

メシに行くのもメンドーで…近くのローソンで買ったカップラーメンを、二人で食った。

ダラダラと二人で…二人だけの時間を分かち合った。


時々またどっちかがヤりたくなったらヤって…終わったらイチャついて、寝る。

面白いことに、ヤりたくなるタイミングが妙に一致した。

楽しかった。

ナミと二人きりでいると…もうムラムラして仕方なかった。

意外にもナミは性欲旺盛で、オレの想像をはるかに超えてエロかった。

それに…うまかった。

すごく…気持ちよかった…。

飽きない。

オレも飽きさせたくない。

だからいろんなコトを考えたし、試した。
ナミにのめりこんでいくことが、自分でもわかった。
ナミがオレにハマっていくことも、感じ取れた。


終わると
とにかく疲れた。すごく疲れた。頭が。
体がぐったりするそれは体がダルイワケじゃなくって
頭が疲れてるから。



…でもやっぱり
ナミのカラダは気持ち良かった。

だから
頭も体も本能も、何度でも醒めた。







オレはその日何を考えていたかさっぱり思い出せない。



ただ一つ思い出せるのは、3日にまたがらなかったということ。

1泊2日。





やがて夕方になった。




なんでだろう。





「出よう」

オレは言った。


泊らないの?


うん


なんで?


そういう気分


ヒデハルともっと一緒にいたい
泊まって



できない


具合悪いの?


違う


じゃなんで?
あたし…もっとHしたいなぁ…

ヒデハルとしたいの




オレも…
まだやってないやつが幾つもある

もっとナミとしたい…


でも早く出たいんだよ


っていうか

…親に電話した?
心配してるだろ


してないよ
だって電源まだ切ってるもん



ナミ…

いや、ナミちゃん



なに?


彼氏のドコがよかった


元彼でしょ


…元彼


・・・・・



うーん…
ダメ男なんだよ
頼りがいないヒトだよ



ヒデハルと正反対







それが





それが『良かった』んだね





オレはそれ以降
ずっと黙ったまま

ひたすら何かを考えていた。
自分でも思い出せない何を思っていたか





出よう



やっぱり



出よう。





オレは無人のフロントで料金を精算し


「ああ気持ち良かった」


無表情にそう言ってホテルを出た。ラブホテルってトコを。



日が落ちた。


後ろにいるナミはオレの元気がないことに、もう気付いてる。

「ナミちゃん…」




『ヒデハル…』




「オレは」






「ナミちゃんのコト、大好きだから」




初めて惚れた

年下のコ

たぶんこれが最初で最後だろうオレが年下の女に惚れるなんて




オレの弟よりもはるかに年下



19歳


                  ~最終話へ続く~
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