上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
だいぶ長く休んでいた自衛隊戦記を再開する。
これは管理人の気分次第なので次回はいつになるかわからないし、途中でやめる可能性もある。
なお管理人は除隊後、異端派タクシー会社MKの多大なる支援とMKの素晴らしきドライバーの尊い指導をもとに、目標のある充実した毎日を送っている。そこで過ごした日々も忘れられない思い出ばかりなのでいつか書ければ…と思っている。


さて、前回では内村2士井元2士という海上自衛隊出身の新兵が現れた。
内村は2カ月で海自の教育隊を中退。
井元は何とか教育隊を卒業後、部隊に配置されたが1年ほどで空自に移った。
というか逃げ込んできた。(とほかの班員は思っている)


【平成18年7月某日】
内村の横暴ぶりは日に日に増して激しくなっていった。
例えば私がBXで買ってきたアクエリアスを勝手に飲むわ、人の携帯電話を無断で使うわなど、大変イライラの募る日々を送っていた。
おそらく私が共用の冷蔵庫に隠し持っていたカントリーマアムが盗まれたのも、たぶんコイツのせいではないかと思われている。

だから訓練がきつかったというより、こんな意味不明な奴らと隣のベッドで寝て、食事を共にするということが苦痛でならなかった。

『おい!風呂は5分であがれよ!!海自では3分が常識だった』
海自上がりの奴らの定番セリフそれは
『海自では・・・だった』という類いだ。

ここは空自だよ

3分で風呂からあがる内村2士。
もちろん風呂上りであろうが常に体臭がものすごかった。迷惑だった。
団体行動が強制される教育隊では、風呂に行くのも食事に行くのもつねに班で行動。だからこいつのペースに合わせていた。

井元はというと。

『おいみんな!!この班を中隊の中でNO.1にしようぜ!きょうからみんな自主トレ毎日10Km走だ』
それはいいが全て井元の考え中心で、それに他の班員は疲れ果てていた。


とはいえいろんな年齢やさまざまな地域から変な奴らが集まるもんだから、それはそれで楽しかった。
防府南基地に閉じ込められてから1週間後、やっと入隊式の日を迎えることになる。



私の班第44班の班長が、新兵の実家あてに入隊式の招待状を送った。
その宛名を見たとき少し驚いたのが、
村山○○殿 という書き方だった。
手紙の宛名は「様」だろ…いまどき『殿』か。隊員の親に対して○○殿?
私は「自衛官って一般教養が欠けてるのかな」なんて思ったものだ。

入隊式には親が来た。
今思えば母親は私を常に心配してくれていた。
手紙も来たし私の大好きな暴君ハバネロもよく送ってくれた。
最近近所のコンビニやディスカウントストアに暴君ハバネロを買い求めに行くが、めったに見なくなった。
悲しい時代になったものだ。これだから滋賀県はクソ田舎なのだ。

入隊式には派手な軍服を着たえらいさんたちが何人も来ていた。
話の内容は良く覚えていないが、とにかく暑くて何人かが倒れていた。
私も暑過ぎたので靴を脱ごうとしたが、ハゲの鬼軍曹に怒鳴られそうだったので我慢した。
一日何回着替えたか。とにかく暑い夏だった。
もう何でもいいから早く終われやと思いながら入隊式は終了した。

母は滋賀から新幹線で山口まで来た。
金にはうるさい母だが私も私立大学まで出してもらった身だ、親心はありがたいものである。
他にも親が入隊式にきているところがたくさんあった。
自分の子どもはやはり気になるんだろう。
私には子どもがいないからよくはわからない。けれども将来自分の子供が自衛隊に入りたいなんて言っても反対しないしむしろ頑張れって言うと思う。

入隊式が終わると各班の班長一同は態度を大きく変えた。
新兵を教育するために来たのだ。彼らは鬼軍曹と化した。


『おいおめえら!!!!
 入隊式終わったんやぞ!!さっさと行動せえや!』

そんな怒鳴り声が毎日聞こえてきた。

隣の43班では就寝ラッパが鳴っても携帯の充電器を片づけていなかった隊員がいた。
彼は頭を殴打され、ベッドは蹴飛ばされて充電器の電線を切られていた。
43班の班長はその後何者かによって(おそらく一中隊の新兵)2ちゃんねるに投稿され、体罰の内容を細かく報じられていたらしい。
私もその教官が64式小銃で、ある新兵の頭を殴り血を流していた光景を覚えている。

その班では2名が辞めた。脱落だ。

               ~第6話に続く 続きはそのうちに~
スポンサーサイト

テーマ : ひとりごと - ジャンル : 車・バイク

 

<< なんかカッコいいなと思った写真 第2弾  | Home | 影響を受けた何気ない一言 その1 >>


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。