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ゲーム等全然やらない私がついにハマってしまった。

大雪のため外出できなかった日にネットで購入した『シムシティ』である。
知らない人のために簡単な説明をすると、これはプレイヤーが市長となり都市をつくっていくというシミュレーションゲームである。


「物凄く巨大な工業都市を作りたい」私は1900年、工業を中心とした大都市の設立に着手した。
『シガ大工業都市』。

「やっぱり男は金をケチったらアカン。気前のいい市長になって市民らの心をつかんだる」
初めは資金が少ない中級でやり始めたが、どれもこれも税金を後先考えず使いまくったので
都市はことごとく荒廃していった。

やはり資金は潤沢にある方がいいと、私は情けなくも金のたくさん準備されている初級に切り替え、本気で工業都市をつくって行った。

水道管も道路も鉄道もむやみやたらにひきまくり、工業用地はもとより住宅地も商業地もアホほどつくりまくってやった。
人口はあっという間に増加し、税収もかなりの額となり私は思わず笑みをこぼさずにはいられなかった。
「我が都市を見よ!」
私は道路をこれでもかと言うほどに近隣都市に接続し、我が都市の栄華を自慢しまくってやった。

「シガ大工業都市の発展をもうだれも止めることはできない」
私はコンピューターの画面に向かって独りこうつぶやいた。
「たれぴとも我々の成長を止めることはできないのだ」
私はさらに市長の銅像これ見よがしに各地に設立させた。
「市長を崇めたてまつれ!」


だが現実は厳しく、その栄華も永遠に続くことはなかった。

何不自由しない都市の環境に慣れきった市民が、税金の減額を求めてきたのだ。
市民あっての都市だ、私は市民の心をつかむことに必死であった。
税金を下げた。

市民は喜び私も当時は資金が腐るほどあったので、一緒になって笑った。
「市民たちよ、一緒に住みよい街にしていこうや!」



ところが2100年を過ぎたころからだ。様子がおかしくなったのは。

今度は市民のみならず市長の部下までもがさらなる税の減額を要求してきた。
しかも部下は休暇をくださいなんて言ってくる始末。
「この前下げたばっかりやんか、ちょっと調子に乗りすぎやろ。市長も苦しいねんで」
私はその要求を突っぱねた。
すると市民たちは暴動を起こし、なんと市長の銅像すなわち私の銅像を破壊し始めたではないか。

「私はサダム・フセインか!」
市長の脳裏には、数年前のサダム・フセイン銅像破壊事件の絵が浮かんできた。
暴徒化した市民の中には、なんと市長の銅像頭部にまたがりTシャツを脱いでグルグル振り回す不届き者まで現れた。
失礼極まりない奴らだ。
「市民なんて・・・市民なんて!!」私は半泣きで税金を下げた。
ついに住民税、商業税、工業税すべてが一律1パーセントという異常な状態になった。
人間とはゲンキンなものだ。それはゲームの世界においても同様、税率を下げた途端急に市民の満足度が上がった。


もうここまでくれば市民らは我が意を得たりとばかりに、今度はあれをつくれこれを建てろとワガママ放題である。







だがな



転んでもただでは起きないのが私の性格だ。
「ここはひとつ、市長の威厳を示してやらねばならんな」
人生そんな甘いもんじゃないぞ。
私は圧政をひくことを決意した。
通常は穏やかな市長も、このときはさすがに堪忍袋の緒が切れた。

「市民をビビらせたんねん」
ついに禁断の必殺技発動である。


私は災害ボタンをクリックした。
これは市長の意のままに自然災害(不自然だろ)を起こすことが出来るという、非常に恐ろしいボタンなのである。




ゴゴゴゴゴゴ……



地震が起きた。
というか起こした。

続いて大火事が各地で起こり(起こし)市民たちの顔にはもはや先ほどまでの余裕は見られない。

「市長を怒らしたらコレやぞ」

私はキレる少年(またか)と化した。

「だいいち税金1%で住める都市があるか?!エ?!
 お前らのわがままきいてカジノ建てまくったん誰や?!エ?!!
 麻薬合法化したん誰や?!エ?!!!
 市長は今月住民税が払えなくて困ってるというのにお前たちは何や?!!
 ワシがこれだけ頭を悩まして贅沢な環境にしてやったのにお前らはワシの銅像ぶっ潰したんやぞ?!!!」

私はコンピューターの画面に向かって怒鳴り散らしてやった。

そして苦痛にゆがむ市民の顔を見ているうちに、私の潜在的なサディスティック・ディザイアが徐々に現れてきた。X-JAPANではない(謎)。

「サディスティック・デザイヤ!!!!!」
火事、地震、ハリケーン、大津波…
阿鼻叫喚をあげながら逃げ惑う人々。
いまやシガ大工業都市には全域に火の手が上がり、何を血迷ったかパニックに陥った市民が空襲警報を作動させるという事態にまで発展した。
「もうたれぴとも私の暴走を止めることはできない」




…とそこに現れたのはなんと宇宙人。
宇宙人たちは実にナイスなタイミングで我が工業都市に襲来してくれた。
市長と宇宙人との心が通じ合った瞬間であった(笑)。
そこで今度は私が「我が意を得たり」とばかりに再度呪文を唱える。
「サディスティック・デザイヤ!!!!!」
宇宙人突然の襲来に、慌てふためいた市民たちは続々と近隣都市へ移住して行った。
それは驚くのも無理はない地震火事ハリケーン大津波ときたら今度は宇宙人?!
私はある意味宇宙人に感謝をし、礼を述べた。

それもこれも全てお前たちが悪いのだ。
ワガママ放題言って市長を怒らせたお前たちがな。

私は引く続き災害ボタンをバカの一つ覚えのように押しまくってやった。
市長のサディスティック・ディザイアはもはやとどまるところを知らない。
「オラ!オラ!!オラオラぁ!!」
私は不敵な笑みを浮かべながら苦しむ市民を見下ろしていた。
顔は笑っているが目はマジである。


これでいいのだ


2100年栄華を極めた我が大工業都市。
しかし今となってはシガ市長の専制政治と大災害及び宇宙人の襲来により、昔の閑静な町に戻った。
贅沢ばかりが幸せじゃないのだよ。



ゲームとは恐ろしいものである。
通常穏やかな市長…いや管理人がここまで豹変してしまうのだから。

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コメント

1900年から2100年まで市長が変わらないのも可笑しいですけどね(笑)約200年生きる人間。その長い人生で市民から支持され続ける人柄…今の日本政治に最も欲しい人材です。
俺もニンテンドー64のシムシティだったら少しやった事ありますが当時は俺自身がガキでしたね。詰まらんかった事しか覚えてないっす(笑)

ご隠居様

コメントありがとうございます。
全くその通り(笑)。
200年以上生き続けているわけですな。
シムシティ面白いですよ。超ワンマン政治でやっております。
どうですご隠居様も我が都市に移住しては如何かな(笑)。

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