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私が戸惑ったのは集団生活だ。

よく民間人からは『自衛隊ってキツイ』みたいなことを言われるが私は楽な方だと思う。
理由は民間企業のように利潤を上げなくても決まった給料がもらえるし、十分な休養があるからである。
確かに私もいまでは考えられないほどの休日をもらったし年収も悪くはなかったと思う。

ただきついのは集団生活だ。
1年もすればだいぶ慣れはするがやはり基地内生活は周りに気も遣うし、掃除もうるさく言われ自由やプライベートな空間はまずなかった。

教育隊では集団生活になれることがまず肝心だ。

当然年齢も様々で夜はいつまでも雑談する者もいる。
私は10時の就寝ラッパが鳴るとすぐに寝たかった。
朝が早いので無駄に起きていることが我慢ならなかったのである。
それが原因で、いつまでも騒ぐ連中に怒鳴ったこともあった。

教育隊には前職自衛官すなわち海上や陸上自衛隊から移籍してきたヘタレがいた。
移籍、という言い方はおかしいな
はっきり言う
陸や海では耐えられなかった根性無しが空自に逃げてくる、というパターンがある。

数10mの匍匐(ほふく)でへたれる元海上自衛隊員。
数Kmの駆け足で倒れる元海上自衛隊員。
私の班にはそんな奴が2名いた。
井元2士と内村2士。(仮名)

就寝ラッパが鳴ると、夜は彼らの自慢話で始まる。
どうでもよかった。
私にとっては過去誰が何をしてここに来たとか、以前は何だったとか
まったく興味もなかったし
とにかく「だまれや」としか思っていなかった。

重要なのは今、なのだから。

井元はいつまでたっても話を止めなかった。
それに話を合わせる18歳の隊員、金城2士。
うるさくて寝られずストレスがたまっていった。

「自衛隊ってキツイな」

何が?

集団生活が

                     ~第9話につづく~
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